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R.I.P. [訃報]

昨年末のグレッグ・レイク氏に続いて、またしても偉大なミュージシャンが
天に召されてしまいました。
ジョン・ウエットン氏 1月31日逝去 享年67 

john-wetton.jpg

キング・クリムゾン、ロキシーミュージック、UKなど、イギリスを代表する
プログレッシヴ・ロックバンドに在籍して確固たる地位を築き上げた
ジョン氏が1982年に企てたのが、プログレ界のスタープレイヤーの集合体
とも言えるスーパーグループASIAの結成でした。
「プログレッシヴ・ロックのエッセンスをポップスとして鏤めた3分半の楽曲」
というスタイルを確立し、そのスタイルにそってリリースされた1stアルバム
『Asia(詠時感〜時へのロマン)』は数ヶ月後には全米NO.1を9週キープ、
全世界で1500万枚のセールスを達成しました。
結成時のメンバーは、ジョン・ウェットン(vo.b.)、スティーヴ・ハウ(g.vo/元イエス)、
カール・パーマー(ds/元EL&P)、ジェフ・ダウンズ(kbd/元バグルス、イエス)。
これだけの猛者が集まったら、必然的に超難解な音楽が創造されると
思い込んでいた当時高校生だった自分にとっては、思いっきりヒザカックン(死語?)
をされたような衝撃を受けたことを覚えています(笑)
ポップなメロディーラインとジョン氏の温かみのある力強いボーカルは
聴いていてとても気持ち良いもので、バンドでも数曲コピーしていました。

ただ、このグループはメンバーの出入りが非常に激しく、初来日の段階で
ジョン氏が脱退してしまい、故グレッグ・レイク氏が急遽代役で参加したり
キーボードのジェフ・ダウンズ氏以外は何度か脱退して再加入を繰り返し、
やっとオリジナルメンバーで初来日公演が実現したのは2007年!(苦笑)

ASIA.jpg

ジョン氏はソロ活動も頻繁に行っていて、自分も何枚かソロアルバムを
所有していますが、メロディーメイカーとしての才能が本当に素晴らしい
ミュージシャンだと思います。
ロックというカテゴライズでは括れないコンテンポラリーなポップス
を我々ファンに提供してくれたジョン氏の新たな作品と接することが
出来なくなるかと思うと、寂しい気持ちになってしまいます。

ジョン氏の訃報はラジオで知ったのですが、その夜はWOWOWで
2007年にONAIRされたASIAのオリジナルメンバーによる日本公演
を録画したDVDを観ながら感傷に浸っておりました。

ASIA2.jpg
最後のオリジナルメンバーでのグループショット

生前、インタビューでジョン氏は「アルバムを完成させると一時的に、
歯ミガキのチューブを搾り尽くしたみたいに、何も残っていない状態になる。
でも1ヶ月もすると、また曲を書きたくてたまらなくなるんだ。
創造力が尽きるのは、私がオーク材か柳で作られた箱に入れられるときだよ」
と答えていました。
癌との戦いの中でも、彼の創作意欲は最後まで尽きなかったようで、
2017年のスケジュールもすでに決まっていて、本人はそれを楽しみに
していたとのことです。

自分が大好きなミュージシャンがまた一人、いなくなってしまいました。
貴方の遺した楽曲を、自分はこれからも愛し続けていきます。
合掌



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