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音楽探訪 [訃報]

自分は中学生の頃から、音楽に対する向き合い方が
他の人とは異なるベクトルに向かっていました。
好きになったギタリストやバンドが登場すると、すぐさま
その人が影響を受けたミュージシャンを調べたくなるのです。
最初に調べたのはリッチー・ブラックモア氏(元DeepPurple
が影響を受けたミュージシャンだったのですが、そこから
派生して、仲間内では誰も聴いていなかったジェスロ・タル
なんてマニアックなプログレバンドを知ることが出来ました。
高校時代は音楽評論家の伊藤 政則氏に憧れて
プレーヤーではなく雑誌媒体でROCKと触れ合っていたい
と思っていた自分にとっては、そういう情報は必要な
ものだと思っていました。

前置きが長くなりましたが、そんな音楽の聴き方をしていた
自分の中で特異な存在として受け止めていたギタリストが
いました。
その人の名はアラン・ホールズワーズ氏。
alan.jpg
彼の存在を知ったのは、エドワード・ヴァン・ヘイレン氏
がアラン氏の大ファンであることを音楽雑誌のインタビュー
で答えていたのを読んだことでした。
あのスーパーギタリストのエディ氏を魅了したギタリスト
ってどんな人だろう?という興味が沸々と湧き、
当時のレンタルレコード店の友&愛(懐!)でエディ氏が
プロデュースしたアラン氏の「Road Games 」という
レコードを借りて聴いたのが最初の出会いでした。
1982alan and eddie.jpg
左:セイモア・ダンカン氏(ギターのピックアップ製造者) 中:アラン氏 右:エディ氏 
当時はアラン氏は“ミュージシャンズ・ミュージシャン”
という存在で、音楽業界では崇められている存在だが、
一般的には知名度がそれほど高い人ではなかったので、
写真でしか拝むことが出来なかったのですが、
とにかく手がデカイ人というのが第一印象でした(笑)

その後、レーザーディスク(これまた懐!)で初めて
動いているアラン氏の演奏を見た時の衝撃は
今でも忘れられません。
5~6フレットを軽くストレッチ出来てしまう巨大な手
で難解なフレーズを引き倒している姿は圧巻でした。
alan2.jpg

そのアラン氏が4月16日亡くなりました。享年70。
職員室で隣の机にいらっしゃる大ベテランY田先生が
現場で録音ミキサーをしていた時代に、アラン氏の
ライブレコーディングを担当されていて、当時の
話を聞かせてくれたのですが、滞在先のホテルで
レコーディングの打合せに本人同席で行った際、
録音機材の選定にはかなり神経質になっていた
そうです。
190cmはあろうかという長身を屈めて、このマイク
の方が良い、あのマイクはどうだろうか?と積極的
に意見を言う人だったそうです。
でも素顔はすごくフレンドリーでいい人だったよ、と
思い出話をして下さいました。
https://www.youtube.com/watch?v=xWU_yFFsNtc

アラン氏はソロ活動に転じる以前は幾つかの
バンドに在籍していました。
その中には、今年1月に逝去されたジョン・ウエットン氏
http://kissarmy1984.blog.so-net.ne.jp/2017-02-07
と組んでいたUKというプログレバンドもありました。
uk.jpg
左:アラン氏 右から2人目:ジョン・ウエットン氏

ここのところ、立て続けに偉大なミュージシャンの
訃報が続きます。
自分が大好きな音楽家が現世から去ってしまうことは
悲しい限りですが、こればかりは仕方の無いこと
ですね。
ご冥福をお祈りいたします。



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